ハーマンとKTアルティメディアが戦略的提携を発表、次世代メディア・サービス向けの革新的ソリューションを提供へ

コネチカット州スタンフォード--(BUSINESS WIRE)--（ビジネスワイヤ） -- サムスン電子株式会社の完全子会社であるハーマン・インターナショナルは、コネクテッド技術に特化する企業として、韓国のデジタル・メディア・サービス・ソリューション大手であるKTアルティメディアとの新たな提携を発表しました。KTアルティメディアは、PayTV事業者向けのミドルウェア、コンテンツセキュリティ、ユーザーエクスペリエンス（UX）、クラウドベースのユーザー・インターフェース（UI）において高い専門性を有しています。この提携は、ハーマンのデジタル・トランスフォーメーション・ソリューション事業部が主導し、デジタルメディアサービスにおけるイノベーションを促進するとともに、PayTVソリューションのグローバル展開を加速させることを目的としています。

ハーマンのデジタル・トランスフォーメーション・ソリューションは、グローバルなメディア・テクノロジーにおける豊富な実績と、業界とのネットワークを活かして新しいメディア・トレンドと最先端のソリューションを導入します。同社は、PayTVの視聴体験を向上するとともに、コンテンツのセキュリティを強化し、メディアサービスのデジタル変革を支援することを目指しています。

「KTアルティメディアとの提携は、PayTV体験の再定義とメディア・イノベーションの加速に向けた大きな一歩となります」と、ハーマン・デジタル・トランスフォーメーション・ソリューションのエグゼクティブ・バイスプレジデント兼ジェネラル・マネージャーであるヴィカス・グプタは述べています。「ハーマンの技術的専門性とKTアルティメディアの業界をリードするメディア・サービスを組み合わせることで、未来のデジタル・メディアを形づくる最先端かつスケーラブルなソリューションの提供が可能になると確信しています。」

「ハーマンとの戦略的提携は、次世代型PayTVソリューションのグローバル展開において重要なマイルストーンとなります」KTアルティメディアの最高経営責任者（CEO）であるパク・ドサ氏は述べています。「メディア・プラットフォーム技術とサービス革新で培った豊富な実績を活かし、ハーマンとともに柔軟で先進的なソリューションを提供し、顧客の期待を超える新たなメディア体験を創出していきたいと考えています。」

今回の提携は、さまざまな業界におけるデジタル変革を牽引するというハーマンの継続的な取り組みを体現するものです。ハーマンとKTアルティメディアは、両社の強みを結集することで、進化し続ける顧客ニーズに応える次世代型PayTVソリューションの提供が期待されています。

ハーマン・デジタル・トランスフォーメーション・ソリューションについて

ハーマン・デジタル・トランスフォーメーション・ソリューションは、フィジカルとデジタルの融合により、テクノロジーをよりダイナミックなものにし、変化し続ける人々のニーズに応えることを目指しています。当部門には、世界45か所以上を拠点に7000人超の社員が在籍しており、日常体験の変革に取り組んでいます。EN9100:2018 / AS9100D、ISO9001:2015、ISO27001:2013、ISO13485:2016といった国際的なマネジメント・システムの認証を取得しており、さらにCMMI-DEV 2.0 ML5の評価も受けています。デジタル、クロス・チャネルのユーザー・エクスペリエンス、クラウド、モビリティ、データの洞察、モノのインターネット（IoT）などを融合し、スケーラブルなIT基盤のもとで顧客に総合的な体験を提供しています。当部門のIPやプラットフォーム、人材、グローバルなデリバリーモデルを活用することで、次世代プラットフォームの構築とコスト効率の両立、そして革新的なソリューションの提供を通じて、顧客の成果の最大化を支援しています。詳しくは、https://services.harman.com/をご覧ください。

ハーマンについて

ハーマン（harman.com）は、世界中の自動車メーカー、コンシューマー、企業向けに、コネクテッド・カー・システム、音響・映像製品、エンタープライズ・オートメーション・ソリューション、IoT関連サービスなど、コネクテッド製品およびソリューションを設計・開発しています。AKG®、ハーマンカードン®、インフィニティ®、JBL®、レキシコン®、マークレビンソン®、レヴェル®といった著名ブランドを擁し、世界中のオーディオファンやミュージシャン、エンターテインメント施設から高く評価されています。現在、全世界で5000万台を超える自動車にハーマンのオーディオおよびコネクテッド カーシステムが搭載されており、同社のソフトウェア・サービスは、職場、家庭、車載、モバイルなど、あらゆるプラットフォームでの接続性・統合性・セキュリティを実現する数十億台のデバイスやシステムを支えています。ハーマンの従業員数は約30000人で、アメリカ、ヨーロッパ、アジアに展開しています。2017年には、サムスン電子株式会社の完全子会社となりました。

KTアルティメディアについて

1999年に設立されたKTアルティメディアは、韓国を拠点とする大手メディア・プラットフォーム企業で、世界中のPayTV事業者にエンドツーエンドのマルチメディア・ソリューションを提供しています。セットトップ・ボックスやモバイル向けのデバイスプラット・フォームから、ユーザー中心のサービス・アプリケーション、クラウドベースのUI/UX、安全性の高いコンテンツ保護システム（CAS/DRM）まで、独自技術を基盤とした統合型サービスを展開し、グローバルな競争力のための強固な基盤を築いています。同社のソリューションは、アジアおよびヨーロッパの大手放送事業者や通信事業者に導入されており、事業拡大と運用効率の向上を支援しています。その先進的なセキュリティ・システム、UI管理システム、遠隔管理ソリューションは、急速に進化する今日のメディア環境において、拡張性、柔軟性、費用対効果を確保しながら、変化する市場の需要に迅速に対応することを可能にします。今後もKTアルティメディアは、研究開発への継続的な投資とグローバルなパートナーシップを通じて、メディア イノベーションをリードし、メディア サービスのデジタル変革を進めるPayTV事業者の戦略的パートナーとしての地位を築いていきます。

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